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インタビュー 山口脩人 vol.1「家族との距離感」

明治大学大学院に通う山口脩人さんに知的障がいを持った弟さんに関してインタビューを行いました。

  1. 山口脩人さんの家族
  2. 感情の表れ
  3. 弟と外の世界
  4. 心地よい距離感

山口脩人、男、年齢は23歳。住んでいるところは神奈川県横浜市都筑区○○○。

──笑笑全部言っちゃうんですね。

趣味はもちろんアニメ鑑賞とかテニス観戦とか好きで。もうちょっとコアなとこ行くと。部屋の片付けめちゃめちゃ得意なんで任せてもらえればなんでも片付けます。

──今日のファッションのポイントは?

ファッションは基本的にテーマ「日本男児」フォルムが見た時にこうなる。Xライン。

──紫がポイントですね。

そういうの意識してます。

山口脩人さんの家族

山口脩人さんの家族の関係図

感情の表れ

山口脩人さんの家族の時系列

弟と外の世界

弟さんのとある日の1日のスケジュール

心地よい距離感

この前の日記に書いたけど、今、弟に対してのポジティブな感情がほぼ100%なのは、俺が中高ぐらいの時に弟との距離感を心地いい距離感を親が保たせてくれたから。中高の敏感な時期に弟のネガティブな面ばかり見ていたとしたら、その時の心象って結構悪い方向に向かっちゃって、それが大人になった今もずっと引きずっちゃうんじゃないかなって。今思うとそれを親は回避させてくれたのかなみたいな。

ーーいい感じの距離感を親が割と調整してくれたということが今の弟さんに対する感情につながっているわけですね。

やっぱり関わり続けるって結構心労にもなるから、家族とはいえ、それを親が受け持って、俺は基本的にその傍観者ではないけど、立場的にはあんまり密に関わるような関係性ではないところにいてくれたから。今はちょっと一変して、弟に積極的に関わりたいって思うようになった。

ーーそもそも中学校とか高校とかってそういうものから距離を取ろうとする時はありますよね。でも逆に多分ぐっさん自身も大人になっているから何か向き合えるっていうのはあると思います。

ーー親が弟との距離感を保ってくれていた。ぐっさんが中学、高校の頃に弟のことを負担に思うこととかあったりしましたか?生活の中で弟がいるからこれを我慢しなきゃいけないとかありますか?

それこそ機嫌悪くなったら座り込んで1時間みたいなのは。迷惑っちゃ迷惑だけどずっとその状態だし、慣れみたいなのがその時点であったから、迷惑って別に思うことでもないし。しいて言うならそもそも関わるのが嫌だった時期は、関わること全てがちょっと嫌だったかな。何も不便とは思ったことはない。お風呂ちょっと入れてくんないっていうのがあったり、あと文化祭期間中に父親が弟連れてくるのは嫌だった。

ーー友達にあれうちの家族だよって言いづらいみたいなことですか?

言いづらい、中学の時は。小学校の頃に近所のファミレスで友達と遭遇して、その翌日に友達が多分気を遣ってちょっと濁して、弟あんな感じじゃない?みたいなことを聞かれて、気を使っているのがまるわかりだったから、そういう意味で友達は他意はないけど事前情報なく聞くことで気を使わせてしまうことが嫌だった。

ーーその場の空気を自分がちょっと変な感じにしてしまうのが嫌だったわけですね

関わることによって何か言及される。周りをそういう空気にしてしまう。誰も悪くないけど。

ーー家の外でそういう風になるのか分かるんだけど、家の中でもなのがちょっと気になりました。

それは関係ない。ただ思春期だった。